久しぶりの記事になってしまいました!
高知県森と緑の会が毎年おこなっている、高知の山を歩き、学び、体験するツアーのお知らせです。
今回の行き先は黒潮町(旧佐賀町)で、12月13日(土)・14日(日)の一泊二日です。
12月1日現在、まだ少し空きがありますので、興味のある方は是非どうぞ!
かつて和紙原料の一大産地といわれた、高知県幡多地域。
中でも現黒潮町拳ノ川地区の「若山」と呼ばれる所では大変手厚く楮(こうぞ)を育て、日本一の品質と言われていましたが、和紙の衰退や農業・林業の在り方の変化に伴い、楮の生産は次第に減り、60年ほど前から生産されなくなっていました。
こうした経緯を持つ「若山楮」を復活する取り組みが6年前に始まり、当時この仕事に携わっていたお年寄りと現役の紙漉き職人に加え、地元の若い世代も一緒にこの取り組んでいます。生産を再開してからは、世界的な文化財修復の紙原料として買い取りされるなど、注目を集めています。
和紙の生まれる里で昔ながらの貴重な作業を体験し、かつての山での仕事や暮らしに思いを馳せてみませんか?
定員:20名(雨天決行)
参加費:8,000円
申込締切:12月5日(金)
※定員に達し次第しめきります
主催:公益社団法人高知県森と緑の会
TEL 088−855−3905
メール info@moritomidori.com
※お問い合わせ、お申し込みはこちらまで
後援:黒潮町、幡東森林組合
ツアースケジュールは以下のとおり
◇1日目(12月13日)
集合:高知駅バスターミナル
9:00受付開始〜9:30出発
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11:30こぶしのさと 着(黒潮町拳ノ川)
参加者・スタッフ自己紹介・昼食(こぶしのさとレストラン)
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13:30バス移動:こうぞ畑へ(宿から10分)
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こうぞ刈り取り・玉切り体験
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16:00こぶしのさと座敷
栽培の歴史や紙漉きについてレクチャー
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17:00 休憩(温泉入浴も可)
18:00 夕食〜宿泊(入浴は10時まで)
※宿泊は3名1室、男女別の相部屋となります。
◇2日目(12月14日)
こぶしのさと(6:30から朝風呂可)
7:30朝食
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9:00こぶしのさと駐車場にて蒸し剥ぎ体験
(地元小学生や一般の方と)
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12:00昼食(地元食材のお弁当)
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13:00作業再開
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14:00自由時間
★蒸し剥ぎ作業継続
★マーケットでお買い物
★温泉でゆっくり入浴
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15:00こぶしのさと出発
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17:00高知駅バスターミナル着・解散
※当ツアーには紙漉き体験は含まれておりません。
※高知駅バスターミナルでの集合・解散とし、移動は1台の貸切バスで行います。
※刈り取り、蒸し剥ぎ共に屋外(一部テントあり)での作業となります。動きやすく汚れても構わない服装と防寒着をご用意ください。